”私”の時を刻み始める

  • 2019.03.16 Saturday
  • 07:08

昔、アルコール依存症の病院で勤めている時、私は駆け出しの頃でした。

 

その頃、ある患者さんの家族面接をさせて頂く事になりました。

駆け出しの頃で必死でした。

 

頑張った甲斐があって、そのケースは自由になっていかれました。

その時に患者さんから、これから勉強をして行くと臨床家として成長していきますと。

そしてあなたはこの仕事が向いていますと言われました。

 

当時は、大学院を出て臨床家になったけれど「果たしてこの仕事は私に向いているのだろうか?」って迷いもありましたし、理想とギャップの差に正直もがいていた時期でもありました。

 

だけど目の前にいらっしゃる患者さんに、向き合って向き合ってっていう日々でした。

私の中で随分と、その言葉に支えられたな〜って思いました。

 

そしてあれから、ずいぶんと月日が経って臨床家としての自分を振り返った時、その方がおっしゃって下さった世界が少しずつ見えているな〜って思うことがあります。そして言葉って大事だな〜って思いました。

 

繋がってくださる方々との日々は、とっても有り難く心から感謝の気持ちを感じます。

皆様との繋がりの中で私の中で何かが変わり、そしてそこから見えてくる世界は非常に豊かな美しい世界だという風につくづく思います。

 

皆様との関係で私自身も影響を受け、成長させて頂いているのだなと思いました。

それはかつての原家族の中ではなかった、人間らしい豊かなモノなのだなと思うのでした。

 

ジュディスハーマンの『Trauma and Recovery』を読み進めて行くと、トラウマの症状の一つの侵入について記載がありました。

 

過去の危険な出来事の後の長い間、トラウマを抱えていた人達はあたかも現在に継続して再び起こるかのようにトラウマを追体験することがある。そして彼らは普通の生活スタイルを取り戻す事が出来ない。それはつまりトラウマが繰り返し阻害してくるからである。

 

それはあたかもトラウマの出来事が起こった瞬間に時が止まったような感じであると述べていました。

 

私自身もトラウマの記憶と感情が統合されるにつれて、この時が再び刻み始めた感覚を実感したことがあります。

それまで常に常に私の周りは、トラウマのフラッシュバックによって現実が歪められ恐怖の世界を生きていました。

 

常に常に父親の暴力のトラウマのフラッシュバックによって「世界=恐怖」の図式が出来上がっていました。

その世界は死が隣り合わせの世界でした。

 

つまりトラウマの経験は、命の危険を感じさせられるモノだったからです。

 

一見すると精神不安定な感じの人って見られるかもしれない。

だけれどもトラウマっていう視点で見てみると、虐待当時の記憶と感情(恐怖、絶望感)が解離してしまって統合されていないから、恐怖だけが飛び出して今の時間に侵入して来るのです。

 

そして少しずつ私の時間を取り戻してきたように思います。

そして人間らしくなってきた。

 

私の中でトラウマの問題から解放されればされる程、本来人が持っている大事な美しい部分が育まれてきたように思います。

 

もしかしたら「”土”で表現すると、虐待によって固くなっていた地盤が少しずつ耕され、そして肥料が入れられ、タネが撒かれ、その土に色々な草花が咲き始めたような」感じだよな〜って思うのでした。

 

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”私”が主役の人生を生きる

  • 2019.03.15 Friday
  • 08:02

だいぶ桜木町のオフィスに慣れてきました。

自転車のコースも固定化されてきて、キコキコとオフィスまで通勤をしている感じであります。

 

昔は関内のオフィスの窓から「あ〜横浜ランドマークが見える〜!」って思っていたのを思い出します。

皆様の応援のお陰でここまで来ることができました。

 

本当に有難うございます。

 

先日英語の師匠のレッスンがありました。

バンデアコーク先生の『The body keeps the score』を一緒に読んでいただいてから1年が経ちました。

 

英語の師匠曰く、色々な事をトラウマっていう背景を考えてみると凄いよね〜っておっしゃっていました。

段々と英語の師匠もトラウマ治療通になって来られています。

 

近頃は「大塚さん心理学の専門用語を暗記しようか〜!」って言われています。

最初は「ギョッ!そんな事私に出来ない〜!」って思っていましたが、「そんなことも言ってられない・・・」って思って、少しずつ英英辞典で単語を引きながら、ひたすら勉強しています。

 

世界のトラウマ治療の臨床の方々と繋がりたい。

「頑張るぞ〜!お〜!」って感じであります。

 

回復されていかれるとクライアントさん達は、ご自分らしいステップを歩まれるようになられます。

それぞれの歩みは、個性あふれる感じで「いいな〜」って思います。

 

その歩みは着実に一歩一歩って感じであります。

 

幼少期からのトラウマを抱えていると、私のイメージではメリーゴーランドでグルグルと回っている感じになるように思います。

場所と人は違うけれど、同じパターンを繰り返してしまう・・・。

 

それは怒りや不安等の感情の酔いの世界をグルグル回って行く世界。

 

そこから解放されて行くと、私が主役の世界を生きられるようになられます。

私がかつてやりたかった事をやってみる、「もっとこんな風な人生を歩みたい〜」なんていう余裕が見えてこられます。

 

着々と着々と一つずつ自分のステップを歩まれて行く。

そんな風に思うのです。

 

そうして行くと私が楽しいって思う人生設計が自然とできてこられる。

そんな世界はワクワクドキドキの世界なのだな〜って思うのです。

 

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”私”を大切にしてみると

  • 2019.03.14 Thursday
  • 07:13

昨日はとってもいい天気でした。

近くの公園を「ボ〜」っとしながら歩いていると、梅の花や菜の花を発見して「美しい〜」って感じで散歩をしていました。

 

春はいいですね。

お花屋さんに行くと、色々な春の花があって「いいな〜」って感じです。

 

これから野菜の種も蒔きたいし、お花も植えたいな〜って思っています。

今年はまた、家の周りが凄いことになるかな〜って感じであります。

 

近頃の私を観察していると、また色々なやりたいことが見えて来たな〜って感じです。

自分の気持ちに正直になって、自分の求めていることに沿って歩いていると、生活がシンプルにさらになってきたように思います。

 

そうすると「あ〜これをやったら楽しそうだな〜」とか「今度はこれに挑戦して見たいな」とか「もう少し英語の勉強に力を入れようかな」とかって、また新しい風景が見えてくる感じがします。

 

昔は常に色々な葛藤を抱えていました・・・。

だから私の周りを取り囲む世界は、よどんでいたように思うのです。

 

常に頭の中は”怒り”や”不安”や”恐怖”や”執着”で一杯でした。

そうすると私の心はそっちに引っ張られて、心は「ず〜ん・・・」って感じで重たい雲が常にある感覚。

 

「本当はこれをしたいけれど、でも出来ない・・・」って感じになっていました。

 

段々と色々な事を我慢しなくなって私が楽な選択肢を選んで行くと、心から「楽だ〜♪」って思えてきます。

そして目の前の日常を楽しむ余裕と、これからの方向性が見えてくる感じがします。

 

肩に力を入れるのではなく、何となく自然の流れで「こっちに行ったらもっと楽しそうかもな〜♪」っていう、”私”が求めている世界が見えてくるように思うのです。

 

我慢をする事をやめてみる。

そして私が求めている様に動いてみる。

 

そうすると「あ〜楽だ〜♪」の世界が見えてくるのだな〜って思うのでした。

 

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”今”の私を生きる喜び

  • 2019.03.11 Monday
  • 07:21

昨日自転車で「しゃ〜!」ってオフィスに向かうとき、桜の花を発見しました。

毎年咲いている桜の花。

 

サクランボの実がなる面白い桜の木があります。

ほかの桜よりも何だかいつも開花が早いのです。

 

路地にひっそりとしていて「おっ!」って思って写真に撮りました。

 

ジュディスハーマン先生は、トラウマの再演について述べておられました。

トラウマを抱えている人は、トラウマにまつわる体の感覚とイメージによって支配されるというのです。

 

それは言葉による語りがなく、トラウマ性の記憶は小さい子供の記憶と似ているというのです。

精神科医レノアテアによるトラウマ性記憶に関する、幼少期のトラウマを抱えた子供20人に対する研究を紹介していました。

 

20人の子供の中で誰一人として2歳、1歳半以前に起こった出来事を言葉で表現することができなかったというのです。

それにもかかわらず、それらの経験は永久に記憶から消えない。

 

20人中18人の子供は行動や遊びの中でそのトラウマの記憶を証明している。

彼らはトラウマに関連する事に恐怖を示し、そしてかなり正確な形で遊びの中でその出来事を再演したというのです。

 

つまり記憶から抹消されているトラウマの出来事は、言葉によって表現することは出来ない代わりに子供の場合は遊びの中で再演されるというのです。

 

そしてジュディスハーマンは、トラウマを抱えた大人達もまた同様にこのような事があるとしている。

 

つまりトラウマの部分って無意識的な部分に落とし込まれている(時に健忘って言って記憶から抜け落ちてしまっている場合もあります)から、トラウマを抱えた当事者は気がつかないうちに苦しい選択をし続けるっていうことが起こっているというのです。

 

これらのトラウマの再演の部分は、度々面接場面でも遭遇します。

それらはご自分が被害を受ける側として再びトラウマを再演する場合もあったり、逆に加害をする側の立場として逆再上演する場合もあったりします。

 

「私は親のようになりたくない」って思っていても、トラウマの言語化しにくい部分に組み込まれているトラウマの問題によって、トラウマのレールの上を走り続けることがあります。

 

私自身も、父親の暴力の虐待を私の中に内包している時、父の怒りが私の中に丸々入っている感覚に苦しんだことがありました。

「あの様な人間になりたくない」って思っていたけれど、私の中にその忌み嫌う要素が入っている事に唖然としたことがありました。

 

それって深く見ていくと、父からの暴力のトラウマにまつわる恐怖や怒り等の感覚が過去の出来事として消化されていないから、だから、それらの感情が行き場を求めて宙に浮いた状態になって何回も何回も出てきていた。

 

「あなたはあの時、激しい怒りを感じていたのですね」「あなたはあの時絶望したのですね」って言う、本当はその感情にまつわる様々な言葉が付与されれば消化されていたのだけれど、その強烈な感覚だけが宙に浮いてしまっていた。

 

だから何回も何回もフラッシュバックや再演という形で出てくる。

そして私の中にそのたびに、父の要素を持った自分って言うものを突きつけられていた。

 

「あの様になりたくないのに、どうして・・・」って思っていた。

それはその時の本当の苦しみに、手が届いていなかったからって思うのです。

 

トラウマ治療をし始めて、その心の奥の奥の無意識の領域の苦しみに手が届いた時、初めて一枚一枚薄皮を剥がす様に感情を整理が出来始めた。

 

そうした時に、私は私を生きられる様になったのだと思うのです。

 

ほかの誰でもない私を生きられる。

自分の世界を取り戻した、そんな喜びをその時感じたのを覚えています。

 

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知の旅

  • 2019.03.10 Sunday
  • 07:20

また英語のレッスンがあるので「終わらさねば〜!」ってジュディスハーマン先生の『Trauma and Recovery』を読み進めていました。

 

「あと3ページを読まないと〜!でも時間がない〜!」って感じで、読んでいると案外と読めるのですよね。

「お〜!結構読めるのだ〜自分〜」ってびっくりしました。

 

英語の師匠について勉強をし始めたのが調度3年前。

あれから時間が経過しましたが、少しずつですが英語の力もついているのだな〜って思うのでした。

 

何となくこうやって勉強をし続けていると、不思議と私自身の自分に対する見方も変化しているように思います。

昔は「私は間違っている」、「私の考えは取るに足りない」、「私は世間の人よりも劣っている」、「自信をもてるものは何もない」って書いていると「無力感が一杯だったのだな自分は〜」って思うのです。

 

中学二年の頃に虐待の問題が酷くなってから、急に集中力が落ちてそれからほとんど勉強をする事がなくなった。

その頃から学力が止まっていて、それ以降はほとんど勉強をしていませんでした。

 

だからこの様に思ってしまうのも当然だなって思うのでした。

中学レベルの知的な面しか持っていなければ当然なのかもしれません。

 

社会人になってから勉強をし始め心理学の世界に入って行きました。

それと共に師匠から色々な本を紹介してもらい読み進めていました。

西洋文学もそうですし、臨床心理学の専門の本も相当紹介してもらいました。

 

家の本棚を眺めて見ると「あ〜師匠から随分と色々な本を紹介してもらったな〜」って思うのでした。

 

それと共に私の中で周囲の物事を整理し、そこから必要なものを汲み取って行く力が成長して来た様に思うのです。

そして外の世界に出て行って見ると「あ〜これが私なのだな〜」って実感するのでした。

 

それまで「私は足りない〜!」って物凄くコンプレックスを抱えて太刀打ちできないって思っていました。

回復と共に、そして本を読み進め学ぶと共に何かが変わって来た様に思うのです。

 

自分の頭の中の世界が秩序をもって整理され、それを言葉で表現して行く力。

そしてそれを携え新しい世界を旅しながら、そこから新しい知識を吸収して行く力。

 

そうして行くと、私という存在が生かされて行く様になったように思うのです。

 

最初は「なぜ人はトラウマで苦しむの?」「どうやったら人は自由になれるの?」って所から始まった私の知の旅の中で、少しずつ師匠からトラウマ治療と共に知的な面も育てて頂いたのかもしれないってフト思うのでした。

 

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可能性を広げて行く

  • 2019.03.08 Friday
  • 07:22

移転してから1週間が経ちました。

少しずつ私も慣れて来た感じがあって、日々通っている感じです。

 

やはり自転車が一番心地よくって、駅前に自転車置き場を見つけて「ラッキ〜!」って感じでした。

 

いらっしゃるクライアントの皆様、そして繋がって下さる方々の応援でここまでやって来れたな〜っってつくづく実感しております。

応援して下さる方々がいらっしゃるから、私も「頑張るぞ〜! オ〜!」って感じに力を頂く感じであります。

 

有難うございます。

 

私はこの仕事をやっていて、いや〜嬉しいな〜って思う瞬間があります。

それはいらっしゃる方々の可能性が広がっていく姿を拝見出来る時ですね。

 

そしてその姿を拝見した時「なるほど〜」って「なぜその方が苦しんで生きて来られたか」というパズルが解ける様な感覚になります。やはり本来の姿は美しいんですよね。

 

症状と言われているもの、生きずらさと言われているものに、やはり生育歴上の問題って大きく影響するって思います。

あたかもそれが私の”性格”、”能力”、”生き方”になってしまっているけれど、それは「作られたモノ」だな〜って思うのです。

 

一見すると目立たないけれど影響が出ている問題として情緒的ネグレクトの問題などがあります。

子供の時代から、非常に親を支えている子供をやって来られたり、家の中で両親の関係が不仲な関係の中で、その葛藤を請け負って来られた場合にも、生きる上でひずみが出て来るなって思います。

 

子供として親から安心感を得て満たされると言うよりも、半分大人として生きる様な感じかもしれません。

家族の中で安心感を得られないまま、その状況の中で大人として生きる場合、様々な問題を抱える場合もあるなって思います。

 

例えば人との一体感が得られない。

また緊張感を抱えているため、「自分が何を求めて生きているのか?」って事が見えにくくなってしまう。

また色々な場面での不安傾向が出て来てしまったりなど、大人になってから様々な場面での足かせになって行くのだなって思うのです。

 

その足かせが一つ一つ取れて行くと、その方にとって自由な選択をされながら歩かれるようになります。

 

肩に力が入らなくなって来られる。

だから本当に求めているものに向かって走っていかれるようになる。

 

そんなお姿を拝見していると「これからが楽しみだよね〜♪」って思うのでした。

 

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”私が私である”という力

  • 2019.03.07 Thursday
  • 07:17

だいぶ暖かくなって来ました。

 

以前から「じゃがいも〜♪」って思っていて、今が時期だ〜!って感じで植えつけました。

そしてこれから春になって来たので色々な野菜を育ててみたいな〜って思っています。

 

園芸屋にぷらっと行ったら、枝垂れ朝顔みたいなのが売っていて「お〜!」って思いました。

朝顔っていうと這い上がるタイプだと思うのですが、朝顔をハンギングにしてぶら下げても面白いな〜って思って、朝顔の種も購入しました。

 

相談室が桜木町に移転してからまだ数日です。

周囲を「キョロキョロ」と眺めながら、素敵なお店ないかな〜って感じで開拓中です。

 

英語の師匠とまた『Trauma and Recovery』を読み進めていました。

戦争帰還兵のトラウマについてでした。

 

戦争帰還兵のトラウマの歴史を読んでみると、昔の戦争帰還兵はスティグマ(汚名)の中で生きざる得ない状況があったのだな〜って思うのです。戦争の中で戦いPTSDを発症しても、当時はその問題はその人の脆弱性と帰属されてしまっていた。

 

「私は私である」と言う風に生きられない時代があったのだな〜って英語の師匠と話をしていました。

 

第二次世界戦争終了後、二人のアメリカの精神科医、J.W.AppelとG.W.Beebeらは、どんなに強い兵士でさえも200日から240日兵役にいた場合精神が壊れてしまうと結論付けている。

 

そしてベトナム戦争帰還兵らはラップグループという当事者グループを作り、そこで再び戦争のトラウマ経験を語ると事が行われた。戦争帰還兵のサポート、そして社会へ戦争の影響について喚起させる目的だったと言う。

 

戦争帰還兵らは忘れ去られることを拒否し、そして更にスティグマとして扱われることを拒否した。

そして彼らは正義と苦しみを抱えて生きている事の威厳を主張したと言うのです。

 

その中で英語の師匠から「トラウマからの回復って何が大事なの?」って質問を受けたのでした。

その時私は即座に「自尊心です」と答えました。

 

ラップグループの戦争帰還兵の話でも重なりますが、「私が私である」という自信と誇りは非常に回復の上で大事なのだな〜って思うのです。トラウマによってその部分って損なわれてしまっている様に思うのです。

 

私自身の経験でもそうですが、自分が一人の人間として大事に扱われることを損なわれた部分は、生きていく上で大きな足かせになってしまっていた。ある意味「モノ化」された形で家族の中に居続けた様に思うのです。

 

そうした時に、私の中で「私は私である」と言う感覚が損なわれ「こんな私は何をされても仕方ない存在」と思ってしまっていた。

そして戦争帰還兵と同じように、そこから派生する症状や生きづらさや苦しみは「自分が弱い」って帰属してしまっていた。

 

そして自分を責めていた。

 

そんな事を思うのでした。

 

トラウマから自由になっていく際、「私はそのままで良かったのだ」と言う新しい世界が見えて来ました。

周りによって歪められていた世界、どう考えたっておかしい世界を「普通」として生き続け、その”あたかも普通”と思われる世界に適応できなくて、それによって症状を出している私は「欠けている人間」って信じて生きて来ました。

 

しかしそこから出てみて広い世界を生きてみると「私は私でいい」って言う感覚が私の中で育ち、「生きる力」となって今もいるのだと気がつくのでした。

 

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催眠スクリプト5

  • 2019.03.03 Sunday
  • 07:02

近頃はちょっと暖かくなってきましたね。

ボストンから帰ってきたら、庭の植物たちがグンと一段と大きくなっていました。

 

ちょっと暖かくなって雨も降るようになったので、何だか伸び伸びとしている感じであります。

 

そしてこんな季節になってくると「じゃがいもだ〜♪」って感じで、時々私の頭の中は「じゃがいも〜♫ じゃがいも〜♩」って感じになっています。

 

大きな植木鉢が2つあるので、それにじゃがいもを植えようと思っています。

 

近頃は雨が時々降っているな〜って感じに思うことがあります。

そんな時私は、ふとかつてある場で聞いた話を思い出すともなく思い出しているのでした。

 

ある雨が降っている日に、女の子はお母さんとお話しをしていました。

空は灰色で雨雲が立ち込めている。

 

そんな中女の子は「雨が降っているとつまんない!」ってお母さんに言ったのでした。

 

お母さんは「どうしてつまらないの?」ってその子に尋ねるのでした。

「だってお外で遊べないんだもん!」ってその女の子は駄々をこねるのでした。

 

お母さんは「そうね〜こんな日にはね、お家でお絵かきをしているといいのかもしれない」って女の子にクレヨンと画用紙を渡したのでした。

 

何日も何日も雨が降り続いている・・・。

女の子は「いつになったら自由にお外で遊べるようになるのかな〜」ってずっと首を長くしていたのでした。

 

そしてクレヨンと画用紙で、雨が上がったらどんな風に楽しい事が出来るかな〜ってお絵かきをしたのでした。

色々なクレヨンで自由に「こうなったらいいな〜」って無心に描き続けた。

 

お空は澄み切っていてブルーの色。

そして青い鳥が優雅に飛んでいる。

 

女の子はおしゃれなお洋服を着て輝いている。

そして何かを楽しんでワクワクしている。

 

そんなお絵かきをお家の中でやっていると、心の中で何かが動き始めるのを感じるのでした。

色々な色を塗り重ねていけば行く程、そしてお外で遊びたいな〜って思えば思う程イメージが膨らみ絵が完成されていったのでした。

 

そうしてある日雨が止んで空が天気なったのでした。

 

鳥のさえずりが聴こえてくる。

そして外の庭の様子を眺めたら、それまでとは違った風景が見えていたのでした。

 

お庭の植物たちは雨の水分を得て力強くたくましく育っていた。

 

そんな風景を眺めながらお外に飛び出して行くと、その風景に女の子は「あっ!」って驚いたのでした。

そこにはあの光景が広がっていたのでした。

 

あの絵に一体化したように、その子は飛び出して行った。

そしてその中で「キャッキャキャ〜!」って戯れていたのでした。

 

なぜか分からないけれど、良く思い出すのです。

私の吸う息と吐く息を感じる時、いつでもここへ帰ってくる私自身を今も感じているのです。

 

その人の話は、そして終わったのです。

 

さあゆっくりと深呼吸を3回していきます。

そして吸う息に気持ちを向けていくとき、私と共にまた吸う息とともに爽やかな気配を満たしていけるかもしれません。

 

最後にご自分のに吸う息を感じてください。

そして好きな時に目を開けてください。

 

この場所に帰って来てください。

 

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人生の可能性が広がっていく

  • 2019.03.02 Saturday
  • 07:00

横浜ランドマークタワーは2日目になりました。

ちょっとずつ近隣を探索している感じであります。

 

どんなお店があるのかな〜って感じです。

自転車で通勤した方が楽しそうだな〜って近頃思っています。

 

帰りは山下公園の方から帰ったら、海の夜景が見られるな〜って感じです。

そんなルートも楽しんで見たいと思います。

 

「今日も1日終了〜」って感じだったのですが、この世界は当たり前の世界ではないって思います。

皆様方が当相談室を大事にして下さっているお陰でなのだよな〜ってつくづく実感します。

 

なんとも言えず有難いことだなと実感しております。

 

回復の当初のステップの中で共通する部分ってあるなって実感しています。

私自身もありましたが、不安傾向が高くなっている部分は共通すると思います。

 

私も昔は、結構常に常に頭の中に不安の出来事があって、それがすごく自分にとって一大事に思っていました。

あたかもそれが「将来起こるであろう大変な出来事」と予測しているかのように「大変だ〜!」って常に感じていました。

 

この部分って生育歴上の影響が強く出ているように思います。

師匠は「根底の恐怖」っておっしゃっていますが、やはり幼少期のトラウマを抱えていると不安傾向は強くなってしまうと臨床場面でも実感します。

 

それだけ心の中の安心感っていう部分が削がれてしまうのですね。

非常にこれは納得だよな〜って思うのです。

 

トラウマ治療と共に、少しずつこの不安傾向から解放されて行きます。

少しずつ、少しずつ解放されて行きます。

 

そうすると段々と日常風景が違って見えて来るように思うのです。

 

今までは不安の世界を生きているので、ご自分の周囲に咲く美しい花に目をやることがなかった。

段々と余裕が見えて来ると「あ〜なんか周囲の世界が生き生きしている〜」って事が目にとまって来る。

 

そして少しずつ楽しめるようになってこられる。

 

そうすると自然と世界が変わって見えて来るのです。

ご自分の楽しい未来が描けるようになってこられる〜。

 

「将来こんな風になったら楽しいかも〜♪」っていう事が見えて来るのです。

 

「楽しそうですね〜!」ってセラピストの私もワクワクする未来。

 

そんな風に歩いていると、それまで抱えていた不安の世界が遠く離れていく。

そして私らしいステップを歩みながら作っていく世界が広がっていく様に思うのです。

 

その世界は色々な可能性を含んだ世界なのだな〜って思うのでした。

 

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ボストンから催眠スクリプト

  • 2019.02.26 Tuesday
  • 09:25

明日ボストンを出発になります。

あっという間の時間だったな〜って感じです。

 

日々英語を勉強して「どれだけ英語の力がついているかな?」って感じでボストンにやって来てみると「もしかしたら少し英語の耳の力がついているかも!」って実感できて嬉しかったです。

 

「出来るだけ英語を使ってみよう〜」って感じで、勇気を出してレストランに入ってみると注文したのとは違うモノが出て来たりして「あれ〜?!」って思う事もありましたが「まあいいか〜これもアリか〜」って思ったりしました(私の発音の仕方が上手くなかったかもしれない・・・ちょっと笑ってしまいます)。

 

ホテルのエレベーターの中で現地の方から「Have a good day~♪」って声を掛けられたりすると、「あ〜何かいいな〜」ってほのぼのするのでした。

 

今年はボストンで開催される国際トラウマティックストレス学会にまたチャレンジして行きたいので、その為にも師匠や英語の師匠にご指導頂きながらこれから頑張って行こう〜!って感じです。

 

そんな風にブログを書き綴っていると、ふとある光景が思い浮かぶのでした。

 

それは私が時々行く公園の光景でした。

その公園には池があって綺麗な花達が咲いているのでした。

 

白い薄ピンクの花びらは、静かに美しく光り輝いていている。

 

私が公園の池を眺めていると、そばにニコニコとしたご老人が挨拶をして来たのでした。

 

あなたもこの池のお花に心を奪われているのだね。

とっても美しく輝いているからのう。

 

この池に咲いている花たちの美しさは、その花の生き様にあるのだよ。

わしは何年もこの池の花を見守っているが、いつもそう思っているんだ。

 

そしてその美しさはこの花の由来にも納得するんだがね・・・と言って、ご老人はそれ以上何も言わなかった。

 

そしてボソッとその花の由来は「泥より出て泥に染まらず」っていうんだ。

全く見事な逞しい花達じゃのう。

 

この花達は、土から養分をとって美しい花を咲かせるんじゃ。

この花達は賢くて、自分を活かす方法をよく知っているんじゃのう。

 

わしもこの花を眺めているとフトそんな事を思うんだ。

 

私はそのご老人のお話を聞きながら、ボ〜ッと花達を眺めているとなぜだから分からないけれど不思議と力が湧いて来たのでした。

そして「そうですね、私もそう思います」ってご老人に答えようとしたら、もうそこにはその姿はなかったのでした。

 

私の前には心地よい風になびく美しい花達が輝いていたのでした。

 

なぜか分からないけれど、良く思い出すのです。

私は吸う息と吐く息を感じる時、いつでもここへ帰ってくる私自身を今も、感じているのです。

 

その人の話は、そして終わったのです。

 

さあゆっくりと深呼吸を3回していきます。

そして吸う息に気持ちを向けていく時、私と共にまた吸う息と共に爽やかな気配を満たしていけるかもしれません。

 

最後にご自分のに吸う息を感じてください。

そして好きな時に目を開けてください。

 

この場所に帰って来てください。

 

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