”本来の私”の姿は別なところにある
- 2020.05.18 Monday
- 07:15
昨日はとってもいい天気でした。
「洗濯日よりだ〜!」って感じの1日でした。
ちょっとずつ夏に近づいている感じですね。
胡瓜の花が咲いていました。
そして小さ〜い胡瓜がなっていました。
また植えて日が経っていないのだけれど、グングンと大きくなって支柱につるが巻きついていました。
心の世界というものに足を踏み入れて行くと、非常に興味深いな〜って思います。
表向きで見てみると意識的になってしまう。
そんな時、様々なダメ出しが浮かび上がって来て「こんな自分はダメだ!」って、更にご自分を追い詰め苦しくなってしまう場合もあるかもしれません。
だけど良く良く見てみると、また違った別の理由によって問題が作られてしまっている場合があります。その一つが「孤独の発作」かもしれません。
「孤独の発作」によって、様々な症状や問題が出来てしまう事があります。
例えば「孤独の発作」を落ち着かせる為にお酒の問題が出て来る事もあります。
また「孤独」にを”ゲーム”とか”薬”とか”食べ物”で落ち着かせる事があったりします。
「孤独の発作」が悪さをして、様々な問題を引き起こしてしまうのですよね。
非常に興味深いなって思います。
お酒、ゲーム、薬、買い物等が止まらないってなると「自分がいけない!」ってついつい思ってしまうかもしれません。しかし良く良く見てみると、問題は別で「孤独の発作」が原因だったりします。
「孤独ってどうやって出来上がってしまうのかな?」って思います。
様々な要因があるかと思いますが、一つは幼少期からの情緒的ネグレクトの影響があるかと思います。
ジュリアン・D・フォード先生の複合性PTSDに関する本(『Treating Complex Traumatic Tress Disorders in Children and Adolescents』)の中に、母親との情緒的関係性について書かれてありました。
赤ちゃんっていうのは、最初は自分で感情をコントールしたりする事が生まれたばかりでは出来ないというのです。だから目の前にいる母親が「子供がどんな気持ちを感じているのかな?」汲み取って、それで赤ちゃんの気持ちを受け取っていく作業、いわゆる共感して行く事が大事だというのです。
すると子供の中で自分の感情が整理し、落ち着かせて行く力が育って行くというのです。
そして自分の感情をコントロールして行く様になって行くというのです。
その為には母親が子供に情緒的に合わせて行く事が大事なんだという事が書いてありました。
母親が子供に対して無反応だったり一方攻撃的だったりする場合、子供は感覚麻痺状態に陥るか、感情が高揚し過ぎるかのどちらかとなってしまうというのです。
つまり感情のコントロールが難しくなってしまうというのです。
その「孤独」っていう面を見た時、母親からの情緒的な共感、つまり「気持ちを理解される」っていう面が非常に大事な要素となってくるのかもしれません。それによって「理解されたな〜」っていう経験の元で、ご自分の感情をコントロールしながら広い世界を探索し問題を一つ一つ超えて行けるという事なのだと思います。
しかし情緒的ネグレクトの問題等がありますと、やはり「孤独」が作られてしまうのかもしれません。発作的な孤独だと思います。通じ合えない「孤独」が心に残ってしまう。
するとそれらが様々な日常場面で発作を引き起こしてしまう。
その発作を落ち着かせる為、お酒、薬、食べ物、ゲーム等が必要となってくるのかもしれません。
つまりそれらの問題があるという事は「どれだけ幼少期から孤独の世界を戦って来られたか?」という指標となるかも知れません。その戦場を生き抜いて来られた「印」なのですよね。
「孤独の発作」から解放されて行くと、自然と「何か」で落ち着かせる必要もなくなってくる。
ご自分が本来求めていらっしゃる自由な方向に進んで行かれるのですよね。
☆興味のある方はカウンセリングルームグロースのHPをチェックしてみて下さい。
☆ブログランキングに参加しています。
下のバナーをクリックして頂けると嬉しいです。
- アルコール、摂食障害、依存症関連
- -
- -